この作品は、否含山のふもとで鍛冶屋をしている茂平親方と、弟子の三吉のお話です。
佐藤さとるさんの作品のなかでも、傑作の一つだと思うんですけど、恐ろしい事に、余計なことを書いてネタばれしちゃったら、読む楽しさを完全に奪ってしまう、めちゃめちゃブックレビューに向かないお話だったりします。
だから、余計なことは書きません。読んでください。
・・・・・・ただ、これ、ブックレビューになってないんですけど(涙)
でも、読んだ方には、この辛いところを、わかってもらえると信じています。
まだ読んでない方は、この作品を読んで、この微妙なブックレビューの原因を察してやって下さい(^^;;
茂平親方の人をくった態度と、おウメちゃんの健気さが、印象的な作品だと思います。
この本は1969年に大日本図書から出版されました。1984年には、偕成社からも出版されています。また、大日本図書からは、1988年に新装版が出ています。
他に、佐藤さとる全集6(講談社)、佐藤さとるファンタジー全集6(講談社)、講談社文庫佐藤さとるファンタジー童話集Tに収録されています。
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(2002.11.16.UP)
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