開発中の飛行機の実験中、モズに襲われたミツバチぼうやは、人間の男の子に見つかってしまいます。ミツバチぼうやを助けるため、コロボックルの救出作戦が始まります。 ―――――
この物語で、はじめてコロボックルは、せいたかさん一家以外の人間と関係を持つことになります。
ミツバチぼうやと出会った少年、おチャ公は、まさにガキ大将といった感じの男の子です♪いつもは腕白な男の子が、コロボックルと出会ってドキドキしたり、オロオロしたりする姿は、一生懸命さが伝わってきてめっちゃ可愛いです。
そういえば、サザンとザンカはもちろん、ミツバチぼうややサクランボも男の子がそのまま大人になったような腕白な感じがあるし、男の子密度が高いという事もこの作品の特徴の一つかもしれません。
個人的にはおチャ公とオチャメさんとのやりとりがお気に入りです。小さな女の子に振り回されているおチャ公の動揺ぶりを見てあげて下さい(笑)
そして、何といっても、ラストシーンの夕焼けが印象的な作品です。
出演者リスト
◆コロボックル編◆
呼名 正式名 人物紹介 ミツバチぼうや
ミツバチクルミノヒコ サクランボ技師の少年助手。サクランボが開発した小型オーニソプター(はばたき式飛行機)の飛行実験のパイロットを務める。
実験中モズに襲われ、怪我をしたところを人間の少年おチャ公に助けられ、彼とトモダチとなる。おハナ サクラノヒメ サクランボの妹。大変優秀なコロボックルで、本来三年かかる学校を一年半で卒業し研究所で働いている。ミツバチ事件では、臨時マメイヌ隊として活躍。 その後、せいたかさんの娘チャムちゃんの連絡係となる。
3巻ではおとなしくて泣き虫な女の子だったが、5巻ではすっかり落ちついたお姉さん的存在になっていた。本人は 自覚していないようだが、人の心が読めたり、予知能力を持っているようだ。サザンとザンカ サザンカノヒコ おハナの同級生の双子。ホントは別々に紹介したかったのだか、二人にコレと言った個性の差が読み取れなかったので、あえなく一緒に紹介することに・・・(>_<) でも、弟のザンカの方がちょっとだけ気が早いらしい。
ハカセの師匠サザンカ大先生の孫。代々医者を務める家系の子供だが、本人達は大きくなったらマメイヌ隊に入るつもりでいる。典型的な腕白少年♪ミツバチ事件の際には、臨時マメイヌ隊員として大活躍する。シイノヒコ シイノヒコ クマンバチ隊の隊員。おハナとサザンカ兄弟による臨時マメイヌ隊の護衛を務める。丸顔でやさしそうなコロボックル。
そういえば、呼名が判明していないコロボックルって彼一人の気が・・・ちょっと可哀想、かな?
◆人間編◆
名前 人物紹介 おチャ公
功せいたかさん一家以外のはじめての人間のトモダチ。小学六年生の時、新聞配達の途中でモズに襲われて気絶したミツバチ坊やと出会いミツバチ坊やとトモダチになる。
「ミナト電器商会」の息子。ガキ大将でラジオなど機械に詳しい。一浪後、某大学の工学部に入学。 そのころはじめてコロボックル物語を読み、コロボックルの全容を知る。のちに杉岡正子と結婚した。・出演者は基本的に登場順に紹介しています。
・間違いや見落としに気づいた方は是非ご一報ください(^^;
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