ひまわりの展覧会へのみちしるべ

2002年5月

■2002/05/01 (水) しばらくお休みするかも。。。

 日記をはじめてから、気がつけば一ヶ月経ってしまいました。
まさか展覧会レビューを一度も書けないとは思わなかったです(^^;;
スミマセンでした★

 やっと、展覧会レビューを書けるネタが出来たことは出来たのですが、、、

 残念ながら、今度は、目の調子が悪くなってしまいました(汗)
今日、眼科に行ってきたのですが、どーも、あんまし良い状況ではないようです。
お医者さんに、はっきりとパソコンの使用を止められた訳ではないのですが、目に負担をかけそうな作業はしばらく避けたいと思います。

 大したことなければ、すぐに復帰すると思うのですが、もしかしたらしばらく更新が止まる事になるかもしれません。ご了承ください。
なんとか、1000Hitも達成した事だし、頑張るゾっ!と張り切っていた矢先だけに残念です(T_T)

 そうそう、展覧会レビューを書こうと思っていたのは、奈良国立博物館の「東大寺のすべて」展です。
一言では上手く言えないんですけど、、、これでもかっ!って位、情報盛り沢山な展覧会でした〜。
疲れたけど、料金分は楽しませて貰えたかなあって感じです(^^;
詳しくは、また次回書かせていただきます。

それでは、治り次第、再開しますので(^^;時々覗いてやって下さい。
よろしくお願いします。

さようなら(^^)ノ

TOP

■2002/05/20 (月) 復活!&お知らせ

お久しぶりです。
なんとか復帰することができました(^^)v

 まだコンタクトは使えないので、完治というわけではないのですが、多少はこんな作業も大丈夫な状態になったので、活動を再開します。
しばらくは、あんまり無理せずのんびりやっていくつもりですので(あ、これは前からかも(^^;;)よろしくお願いします。

 さてさて、復帰早々ではありますが、お知らせがあります。
実は、『小さな国へのみちしるべ』は近々お引越しすることになってしまいました。
詳細はまだ未定なのですが、おそらく今月中には新アドレスへ移行することになると思います。
移転の際には、お手数ですが、ブックマークの変更などをお願いします。

 その告知も含めて、メインページの更新を今夜あたり行う予定です。
更新内容は、こんな感じです。

その1.だれも知らない小さな国の人物紹介のページに「トマトのおばあさん」の紹介を追加。

 抜けていたことをぱっちむさんにご指摘いただきました。ぱっちむさんありがとうございます♪

その2.リンクにパッチムさんの「パッチムのページ」とエイプリルさんの「April!」を追加。

 パッチムさんのHPには、視覚障害を持つ方との接し方について、書かれています。
お恥ずかしい話ですが、私は、音声を使ってネットを利用していらっしゃる方がいることを、今までほとんど意識したことがありませんでした。
今後は、ネット上のバリアフリーを意識して、更新して行きたいと思っています。

 いつも私の掲示板に書き込みをしてくださっているエイプリルさんのHPは、掲示板の書き込みを、更にパワーアップしたような内容盛りだくさんのページです♪
個人的には、日記とお料理レシピがお勧め(^^)
あと、BBSも、いつもにぎやかで楽しいです♪

 あと、更新をストップしていた間に「東大寺展」と「雪舟展」に行ってきました。
こちらのレビューは、また後日UPする予定・・・です。
多分、お引越しが終わってからになると思います。

ガース・ウィリアム展とプーさん展はいけませんでした(涙)

TOP

■2002/05/27 (月) 展覧会に行ってきました。

土曜日に、カンディンスキー展へ行って来ました。

ようやく…という感じではありますが、今日は、初の展覧会レビューです。

予定では、もっと早く書くはずだったんだけどなぁ…(悩)
ま、都合の悪い事は考えない事にして(^^;、最初に紹介していた展覧会のレビューを、一番最初にすることができただけでも良しとしましょう♪

はっきし言って、長いです(汗)
しかも、大した事書いてないので、自己満足だと思って、捨て置いてください(^^;;

カンディンスキー展には、会期の終わる一日前に行ったので、混んでいるだろうと、覚悟してたのですが、思ったよりも空いていて、見やすかったです(^^)

展示作品数も、多すぎず少なすぎず、ほぼ満足できる量をキープしていたので、好感が持てました。

ロシアが所蔵している作品を集めた展覧会なので、展示作品は、比較的初期のものが中心となっています。
ですから、具象から抽象へ移行し、彼独自の作風を確立するまでの、変化を辿る事ができるという意味で、なかなか興味深かったです。

初期の作品は、マットな色面で構成された、風景画がメインとなっていました。
どの作品も、それぞれの色の自己主張が強くて、まるで色同士が闘っているようでした。
色のトーンだけ見ると、強い配色なのに、画面全体でみると、なんとも言えない温かみと丸みを帯びているのが、すご〜く心地よかったです♪

この独特の温かみってロシア特有のものだと思います。
シャガールなんかにも同じようなセンスを感じるところがあるから、彼らの根本に流れる民族的な要素なんじゃないでしょうか?
効果的に使われてる黒の輪郭線のルーツも、多分、ここにあるんじゃないかと思います。

今まで、カンディンスキーって、基本的に色で表現するタイプの人と、思い込んでいたのですが、今回の展覧会をみて強く感じたのは、線で理論を構築していくタイプの人だったんだなぁ。。。という事でした。

(あ、あくまでも私の印象です。専門家が見たらなに勘違いしてやがんだ!ぶぁ〜か!!という程度の話です。見逃してください(^^;)

素描とか、下絵を見ていると、線の効果を、じっくり確認しながら書き込んでいる感じが、すごくしたんですよ!
やっぱり、線にオリジナリティのある人って好きだなぁ〜、一人でニコニコしちゃいました。

で、色は、それをいかに効果的にみせるか、ということを楽しむように、置いている気がしました。色に関しては、置く場所を本能で知っていて、描いている、、、って感じでしょうか?(多分★)

この人が、抽象に走ったのって、必然だったんだろうと思います。この豊潤な色彩のイメージを表現するためには、具体的な物の形って、足かせとでも言うべき、邪魔な存在だったんだろうなぁ、って気がしました。

今回の展覧会のメインは、コンポジションYとコンポジションZという、幅三メートルくらいある大作。
二つが並べてある空間は、ホント圧巻!カッコ良かったです。

二つとも大作の名に恥じない、力強い作品で、下絵で見せたような、試行錯誤の跡を全く見せておらず、見る側を圧倒する迫力を持ってました。

見ている人も、なんとなく、遠巻きにして作品をみていましたしね。
私も、近寄って見てもいいのかな(^^;と一瞬、躊躇してしまいました。

これは、絶対、生で、あのサイズを確認しなくては、ダメな作品だと思います。
図版で見た限りでは、こんなに面白いとは、思えなかったので、これを見れただけでも、行った甲斐はあったかな、と思っています。

全体的に見て、カンディンスキーの作品って、かなり理詰めで論理的な性質を帯びている気がしました。
へんな言い方かもしれないけど、大人の嗜好品??とでもいうような、知的な遊びの要素を秘めている気がします。だからきっと、通な人には、たまらないんじゃないでしょうか?
残念ながら、私はそこまでに域に達していないので、これ以上のことはいえないんですけど・・・ね(^^;;
なんとなく、そんな気がしました。

…と、まぁ、そんな感じで、特別展を一時間くらいかけて見た後、常設展をチョコっと見て、正味二時間ぐらいで、会場を後にしました。

予定では、そのあと、美術館に入っている、クィーンアリスで、お茶でもしたかったんだけど、貸し切りで入れませんでした。残念★
オープンカフェみたいなスペースもあるみたいだったし、気持ちよさそうだったんですよ〜(><)
次、行く時こそ、行きたいなぁ。。。

TOP

backhome next